2011年3月29~30日、GSA副理事長の岡田直子が、被災地の現状を確かめ、今後の『スポーツ・リカバリー・プログラム』(SRP)において現地との連携を深めるために、被災地である岩手県大船渡市を訪れました。

以下、岡田副理事長よりご報告させていただきます。

3月29日、今回の大地震で被災されたGSAナビゲーター鵜浦真紗子さんがご自宅を「大船渡サポートネットワークセンター(OSNC)」の事務所とし、地元のボランティア団体とともに被災者救援活動を始められたとのことで、皆さまからご寄付いただいた支援物資を持って応援に行ってきた。

鵜浦さんは震災当日、宮城県気仙沼市におり、津波で胸まで水に浸かったところを引き上げられ、九死に一生を得て奇跡的にご実家のある大船渡(岩手県)に戻ることができたそうだ。

元気そうな鵜浦さんとの再会後、早速GSAの支援物資を受けていただけるという岩手県立福祉の里センターに足を運んだ。今後は戸羽所長とも連絡を取り合い、何が必要かを確認しながら支援物資を集め、搬入していくことになった。

その後OSNCに戻り、鵜浦さんが通訳兼現地サポーターをしているアメリカのALL HANDSというボランティア団体とのミーティングに同席した。言葉のギャップも気にせず5人で現地入りし、果敢に活動を立ち上げよとしている彼らの姿に感銘を受けた。

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その後、OSNCのボランティアメンバーと打ち合わせをし、OSNC, ALL HANDS, GSAの3チームで何ができるかなど話し合った。OSNCのメンバーは地元の現役消防士や写真家、ライフガードなどで、自らが被災者でありながらより効率のいい効果的な支援活動を自ら実行しようと語る熱いメンバーが揃っている。

3月30日には鵜浦さんとともに大船渡市役所へ行き、戸田公明大船渡市長と面談した。

オランダ救援隊の通訳として活躍された鵜浦さんから、オランダ救援隊が帰国前に残していったメッセージが市長に伝えられた。また、こちらからはGSAの紹介、そしてスポーツ用品の必要性などを伺った。市長からはすぐに教育委員会の今野教育長をご紹介いただき、お話することができた。

大船渡市には24の小・中学校があったが、3校が全壊、2校が半壊した。そのため多くのスポーツ用品が流され、児童たちが悲しがっているため『スポーツ・リカバリー・プログラム』(SRP)によるスポーツ用品支援の話を大変喜んで下さった。

大船渡市で盛んなスポーツは野球、サッカー、バレーボール、バドミントン、軟式テニスのようで、それらに関する用具を早急に集め、送ることをお約束した。

また、今後は大船渡市からもプレスにGSAとの連携を発表していくとのこと。

現時点で大船渡市は4月20日に始業式を予定しており、それまでにできるだけ多くののスポーツ用品を集めて、子どもたちに元気を出してもらえるようにGSA関係者に協力を求めていく。

GSAは、現地ボランティアや海外支援部隊とともに『スポーツ・リカバリー・プログラム』によるスポーツを通じた心のケアを目的としたアクションをスタートさせました。

このプログラムは皆様のご協力・ご支援なしでは達成できません。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

GSA副理事長 岡田直子